ダイエットに最適!?満腹感も味わえる、おかゆダイエット。

熱が出たり、胃腸の調子が悪いときに食べるものといえば、やはり“おかゆ”でしょう。最近ではおかゆを、ダイエットに取り入れる人が増えています。その理由は作り方が簡単で、低カロリーなこと。しかも、おかゆは熱いのでゆっくりよく味わって食べなけばならないので早食いを防ぎ、普通のごはんより少ない量で満腹感を感じられます。また、おかゆは消化吸収がよく、身体を温め、体温をあげます。この結果、一時的に基礎代謝量もあげることができるのです。おかゆ自体は淡泊ですが、どんな味付けにもよく合うので、トッピングや中に入れる食材、スープの選び方で変化を持たせることも可能。飽きにくいので、続けやすいのも魅力です。とはいえ、おかゆダイエットには欠点もあります。それは、噛み応えがなく顎周りや顔の筋力低下を招きやすいこと、水分をたくさん吸わせてかさ増ししているので満腹感が持続しにくいこと、おかゆだけだと栄養不足になりやすいこと、などがあげられます。おかゆを炊く時間を短くして米粒が残るように作ったり、栄養価の高い玄米を使ったり、コーンやハト麦、押し麦、黒米、クコの実などの雑穀を加えて、噛む回数を増やすとよいでしょう。おかゆダイエットは、始めたばかりのころは効果が見えやすい方法です。年末年始や外食続きで食べ過ぎたと感じたときに、低カロリーなおかゆに置き換えれば、胃腸の調子を上げながら、元の体重に戻せます。上手に取り入れて、ストレスのないダイエットを目指しましょう。